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最近ニンテンドー3DSのソフトで人気が高いのが、「ポケモンGO」ですね。
その人気は、各メディアでも取り上げられるほどです。
任天堂の株価もうなぎのぼりとなっています。

そこで、今回取り上げたいテーマが「将棋とニンテンドー3DSの比較」です。
実物の将棋とニンテンドー3DSを使った場合では、コスト面でのどのような違いがあるのでしょうか。

1 ハードウェア

将棋の場合
・将棋盤
・駒
が最低限必要になってきます。
日本将棋連盟が発売をする、ソフト盤とプラスチック駒いう物を楽天市場内で購入するとします。
将棋盤 1188円(税込み)
プラスチック駒 972円(税込み)
送料 500円
合計 2660円
になります。

ニンテンドー3DSの場合
・ニンテンドー3DS本体
のみです。
amazonにて購入した場合
ニンテンドー3DS本体(メタリックレッド) 11280円(税込み)
送料 0円
合計 11280円(2016/07/19時点)
です。

2 ソフトウェア

将棋の場合
ソフトウェアは必要ありません。

ニンテンドー3DSの場合
遊んで将棋が強くなる 銀星将棋DX 4200円(税込み)
送料 0円
合計 4200円

3 維持管理費

将棋の場合
将棋盤と将棋駒を拭く作業が年一回あるとします。
メンテナンス方法は、軽くから拭きをするものとし、使用する布は百均で購入するとします。
保管方法は、そのままです。
年間の維持管理費
掃除をするための布 108円(税込み))※耐用年数間使用する物とする

ニンテンドー3DS本体の場合
ニンテンドー3DS本体を将棋と同じように年一回拭く作業があるとして、保管場所も特に気をつけないとします。
同じように拭くための布を、百均で購入します。
ニンテンドー3DS本体を稼働させるためには、電力が必要となります。
毎日フル充電をして5円という情報がありますので、それを引用させてもらいます。
バッテリーにも寿命があります。
交換時期を2年くらいと想定してみます。
掃除をするための布 108円(税込み)※耐用年数間使用する物する
年間の電気代 365日 × 5円 = 1825円(税込み)
バッテリー交換費用 任天堂オンラインショップでの販売価格 2700円(税込み) ÷ 2年 = 1350円
合計 3283円

4 耐用年数

どのくらいの耐用年数かは、使用頻度等によって変わりますので、お互い5年としましょう。
償却費は将棋の場合、2660円 ÷ 5年 = 532円
ニンテンドー3DS本体の場合 11280円 ÷ 5年 = 2256円
となります。

5 合計

将棋の場合
年間
532円 + 108円 = 640円
5年間合計
2660円 + 108円 = 2768円

ニンテンドー3DSの場合
年間
2256円 + 4200円 + 3283円 = 9739円
5年間合計
11280円 + 4200円 + (3283円×5年-432円(布代)) = 31338円

年間の差額
9739円(ニンテンドー3DS本体) - 640円(将棋) = 9099円
5年間の差額
31338円(ニンテンドー3DS本体) - 2768円(将棋) = 28570円

以上が、ニンテンドー3DS本体と将棋盤とのコスト比較になります。
ただこの中には、将棋のコストの中に将棋を指してくれる 「相手を探す」 という項目がありません。
この部分に関しては、将棋道場に通う費用などが想定され、コスト面ではニンテンドー3DS本体の方が安くなる可能性もあります。

どちらが果たしてお得なのでしょうか?
ご自身の感覚にもよりますね。(S)

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