将棋と高齢化社会において、次のような情報があります。
男性 70 代のほうが 60 代より参加率が高い 主な種目(%)
60代 70代 60代-70代(差) 囲碁 7.7 23.7 ▲ 16.0 将棋 11.2 24.9 ▲ 13.7 引用元: (レジャー白書2013)
高齢化社会において、60代と70代では囲碁や将棋に対する参加率はこれだけ違います。
ということは、60代を境に囲碁や将棋に興じる方が減っていると言うことが分かります。
これは10年おきに起こる現象なのでしょうか?
そうだとした場合
60代の子供が大体20代後半から30代前半、70代の子供が30代後半から40代前半であると言うことが想像出来ます。
そして、その子供、70代の孫は10代くらいではないのかと想像出来ます。
例えば将棋を教わるの、父親からだとした場合10年おき程度に将棋の強い子供が出てくるのではないかと思います。
実際はどうかというと、谷川浩二永世名人54歳、羽生三冠は46歳、渡辺竜王は32歳、佐藤天彦名人は28歳となっています。
あながち10年おきに強い棋士が現れてくる仮説は間違っていないのではないでしょうか。
次は18歳から22歳の誰かが強い棋士になるのでは?
例えば去年C級2組を通過した青嶋未来五段は、21歳です。
今季の名人戦C級1組も2連勝中です。
これは期待が持てますね。