Pocket

いよいよオリンピックが開催されました。
そこで、こんな記事を見つけました。

今年で創立68年の歴史を持つブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)。日本から大山康晴名人が来伯し、各地で指導していた1975年ごろの全盛期には約700人の会員数を誇ったが、近年は会員の高齢化などに伴い約35人に減少している。そうした中、同連盟では数年前まで年4回開催してきた大会を今年から年2回に減らすことを決めたという。将棋愛好者たちにとっては、寂しい決定となりそうだ。

将棋連盟元会長の川合昭氏(81、秋田)は、「ブラジル将棋連盟は国内に約700ある日系文化クラブの中でも一番古いものになり、当時、日系コロニアに多数存在した自称『名人』たちの力を比べるためだけでなく、第2次世界大戦時の日系コロニアの鬱積(うっせき)したやるせない雰囲気を和らげる意味でも一役買ったのではないか。1948年設立当時は、サンパウロ市セー区メルカド近辺に将棋連盟があり、その後、61年頃にはジョン・メンデス広場近くにあった万平食堂(70年頃、同広場拡張工事に伴い閉店)でも、自分も含めて多くの日本人がうどんを食べながら将棋をし、朝から晩まで多くの将棋愛好家で賑わっていた」と当時を振り返る。その上で同氏は「サンパウロ州内外の地方のコロニアでも多くの人が将棋を楽しんでいたが、会員の高齢化と後継者不足のため、残念ながらクリチバの将棋クラブは2年前に解散した。競技人口の減少はブラジルだけでなく、日本国内でも約2000万人から約800万人に減っているから共通の問題。人が集まらないから、盛り上がらない」と懸念している。

日本人がブラジルに移民として受け入れられるようになってから、100年以上が経過しています。
日本とブラジルはそれだけ深い仲でもあると思います。

この記事を見るまでは、ブラジル将棋連盟があるとは知りませんでした。
高齢化社会の影響はブラジル将棋連盟にも影を落としているようです。

若い人が将棋に興味を持つにはどうすれば良いのか。
考えたい問題ですね。

今日は原爆の日でもあります。

戦争は未だに世界のどこかで行われています。
私は、戦争をする物同士、カレーを食べながら将棋を指して見るのはどうかと真剣に思います。
どういった状況でも、平和が一番ですよね。

Pocket