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AI(人工知能)の性能向上などを背景に、近年、将棋ソフトは棋士と同等以上に強くなっている。過去の膨大な棋譜(対局記録)を基に形勢を評価し、人間が思いつかないような手を示すことも多い。公式戦で不正が確認されたことはないが、昼食休憩や中座の際にスマホを見られる環境にあることから、「不正行為につながりかねない」「対局中、相手が頻繁に席を外すと疑念がわく」といった声が複数寄せられていた。 連盟の執行部は26日、電子機器の規制を議題に棋士らの意見を聞いた。執行部は「スマホ、携帯をロッカーに預ける」「対局中は外出禁止にする」「対局の際に金属探知機を使用する」などの案を提示。棋士からは「休憩時間中には外の空気を吸いたい」「スマホの財布機能を使っているので預けることになると困る」などの意見が出たが、何らかの規制を作ることには大半が賛同したという。

引用元: 将棋対局中、スマホは禁じ手? 不正行為防止へ規制検討:朝日新聞デジタル

昔から疑問だったのですが、将棋の対局で八百長って無いのかと考えるときがあります。
将棋指しの差す手は、将棋にある程度詳しい方が見ても、八百長かどうかは分かりません。

棋戦で八百長が生まれる可能性について、

対局相手、対局日は事前に分かっている。
棋士同士のつながりは、特に規制されていない。

この2点から考えますと、八百長が出来ない環境ではありません。

八百長をするメリットを考えると

特定の人物だけを勝たせる事で、その人物の勝率が極端に上がる。
その結果として、最多勝利賞などの賞が貰える。その賞金を裏で山分けする。

ちなみに最多勝利賞の賞金は、ネットで調べても分かりませんでした。
どなたか知っている方がいらっしゃれば教えてください。

ですが、最多勝利賞などの将棋大賞を目指して将棋を指す棋士というのはあまりいないように感じます。
よって、こういったことを考えて八百長をしようとは考えないでしょうね。

競馬などのギャンブルと違い、棋士以外の人が勝ち負けを予想してお金を得ると言うことは出来ません。
競馬の場合は、レース前にジョッキーは必ず隔離されます。
これは、外に情報を漏らされては困るからですね。

将棋は、自分が活躍しなければお金が儲からないですから、八百長にはならないのでしょうね。
そういった結論になりました。

対局中のスマホは禁止すべきでしょう。
少しでも、周囲に疑惑を持たれる行為は早めに対策しておいた方が良いです。

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