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「挫折を糧にする力」ですが、将棋は運の要素が少なく実力差がはっきり出ることが多いため、やり方を覚え、ある程度の実力がつくまでは負けることの方が多いゲームでもあります。これは、現在プロ棋士になっている人たちでさえそうだったと言われています。負けて悔しい思いをしたり、それを糧にして「次こそは勝ってやろう」「どうやったら次は勝てるかな?」と考える力は、こうした対人型のゲームやスポーツで育まれます。中でも将棋は点数がないため、勝負の展開を反省し、「どうして負けたのか」をより深く考えることができます。

情報源: 将棋は子どもの心を強くする、将棋で育まれる力とは?|ベネッセ教育情報サイト

どんな場面でも、競争は起きます。
子供の教育をするときに、負けることを知らないまま成長するのはとても不安です。
負けるから成長する、これはどんな子供でも言えることです。

日本では成長著しい韓国のサムスン電子やLG電子について、「しょせん日本のモノマネ。安いから売れているだけ」といった見方をしている人が多いようだ。携帯電話など一部の商品以外は日本ではなじみが薄いこともあり、いまだに「アジアの二流メーカー」という先入観を抱いている人もいるかもしれない。しかし、「競争力とは何か」を突き詰めていけば、サムスンやLGが急成長を遂げた理由が日本のまねをしたからではなく、むしろ、日本のまねをやめて、独自の道を選択したからということが分かるはずだ。

情報源: 競争力とは何か?~変化に対応し世界を制したサムスン : 日経BizGate

サムスンのギャラクシーノート7が最近話題になっています。
不具合のために、バッテリーから発火してしまう事例です。
日本では、不具合こそ無いものの三菱自動車がまた不正をしました。この体質は変わるのでしょうか。
疑問です。

ここにあるように、サムスンは日本の真似をして大きくなったのかも知れません。
サムスンはそこから一歩踏み出した場所で競争することを選んで、今では日本の電機メーカーが追いつけないほどの規模にまで成長しています。
今ではスマホ市場世界一です。
子供の教育もそうなんですが、大人も負けを素早く認めることが重要では無いかと思います。
負けを認めない限り強くはなれないのですから、会社の役員世代の方も今のやり方が負けているのであれば固執するのでは無く、違うところに勝機を見つけていってもらいたいですね。

雨の日に将棋とは関係ないことを考える今日この頃です。
富裕層が羨ましい。

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